Japanese Brazilian Health Promotion Project 2017

約1ヵ月間の巡回診療


ブラジルの日系移住者の方は、ポルトガル語を話すことができず現地の病院で診察を受けることができません。

そのような移住者の方の治療、健康管理、疾患予防を行うべく毎年3,000Km 以上の距離を1ヵ月かけて巡回しています。

2016年活動実績

移行時期 主な人種
実施期間毎年7月(約1ヵ月)
走行距離3,000㎞以上
診療箇所15拠点
診療人数約400名
2016年には巡回バスが新しくなりました
2016年には巡回バスが新しくなりました
活動が認められ、日本政府による
草の根・人間の安全保障無償資金
協力プロジェクトとして無償提供されました。
旧巡回バスの前にて
旧巡回バスの前にて
横浜市立大学医学部の水嶋春朔教授が
一緒に診療してくれます。

診療先での各種写真

ラーモスにて(1)
ラーモスにて(1)
車椅子の方には別の場所で診療を
ラーモスにて(2)
ラーモスにて(2)
巡回バス内での診療
パッソフンドにて
パッソフンドにて
診療後に全員で写真
カシェイラドスルにて
カシェイラドスルにて
診療を待つ人たち
クルースアルタにて
クルースアルタにて
人の家を借りて診療することが多い
家の周囲を鉄柵で囲うのは常識
グラハタイにて
グラハタイにて
診察終了は深夜になりがち
タイヤのパンクは日常茶飯事
タイヤのパンクは日常茶飯事
日本のように道路事情はよくありません
ガソリン・タイヤ代だけでも結構な費用です

日本やアメリカの医学生による支援

巡回診療には横浜市立大学医学部教授の水嶋春朔をはじめ、日本やアメリカの医学生が参加しています。


2010年巡回診療
森口 幸雄先生も同行

2012年巡回診療
旧巡回バスの前で

2016年巡回診療
多くのボランティアに支えられています

巡回診療の効果

2016年には5名もの癌患者の早期発見ができました。
お薬を買えない人達に、十分な薬を配ることができました。
多くの方が巡回を楽しみにしています。

費用はすべてポケットマネー!?

巡回診療には日本やアメリカの医学生が参加しています。

参加者のブラジルまでの旅費は自己負担ですが、ブラジル滞在中の諸経費及び医療機器の修理や買い替え等は森口先生のポケットマネーで賄われています。

巡回診療が行われる数十日の間、本業の病院での診察等は休業状態となり、巡回診療中は完全なボランティアなのです。

巡回費用はどれくらい?


1ヵ月間診療活動費用は、日本円にして約300万円!!!

森口先生のポケットマネーでは、相当の負担です。森口先生にも家族がおり、その家族にも負担がかかります。
「生活」と「ボランティア・使命」、そのバランスに、長年悩まされているのが実情です。

今後お年寄りはもっと増えていくでしょう…

支援者を募集しています!

1)¥1,000 森口先生から感謝の気持ちをこめたメッセージと、記念バッジをお届けします。
2)¥5,000 森口先生から感謝のメッセージ+記念バッジ+巡回バスにステッカーお名前をお入れします。
3)¥10,000 (2)のほかに抽選(1名)で、2018年のブラジル巡回診療のボランティアに参加できます。
※業務の都合がつく方に限ります
支援はこちらから ≫
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